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暴漢に襲撃された悪魔の詩・サルマン・ラシュディ氏、一命をとりとめるの巻 [社会派]

英作家サルマン・ラシュディ氏(75)が米ニューヨーク州で
刃物を持った男に襲撃された事件で、地元検察当局は
13日、現場で取り押さえられたハディ・マタール(24)を
殺人未遂などの容疑で訴追したと発表した。

計画的犯行とみて動機を解明する方針だ。

ラシュディ氏は搬送先の病院で治療を受け、
12日夕は人工呼吸器を装着した状態で、
片方の目が失明する恐れもあるとされていた。

米紙ニューヨーク・タイムズなどは13日、
代理人の情報として「人工呼吸器が外され、
話をし始めた」と伝えた。

ラシュディ氏は12日午前、講演のため訪れた
同州西部の教育施設で、壇上に突然駆け上がって
きたマタール容疑者に首などを刺された。
マタール容疑者側は無罪を主張している。

ラシュディ氏を巡っては、1988年発表の小説
「悪魔の詩」がイスラム教の預言者ムハンマドを
侮辱しているとして、イラン革命の指導者
ホメイニ師が89年、ラシュディ氏に
「死刑」を宣告するなど反発を招いた。

            引用元 読売新聞全国版ほか
サルマン・ラシュディ.jpg

近ごろ、「襲撃」が多いな。
誰がいつ、どこで、どいつに狙われてもおかしくはない。

ヒカキンと不審者熱愛発覚.png

あのヒカキンさんでさえ、イベントの本番中に、
後ろから不審者に襲われ、こんなに馴れ馴れしく
フレンドリーに接しられている…。

しかし、イベントの警備などはどうなっていたのだろう。
こんなに出演者に近づけるものなんだな。
ナイフなどを隠し持っていたらどうなっていtことか。

しかし・・・ホメイニ師による「殺せ」という至上命令は、
30年以上の時を経ても、まだ生き続けている。

本書を和訳した五十嵐一教授が1991年、
筑波大学校内で殺害された事件も迷宮入りのまんまである。

山上徹也に安倍晋三氏が銃撃された事件を受けて、
容疑者の供述は不自然である、20年も前の件で
人を襲うなんてありえない…なんて意見が見られたが、
そう思える人は幸せである。

「人の怨み」ってのは、そんなカンタンなもんじゃない。
どれだけ時間が過ぎようと、その間ずっと、いつ恨みを
晴らしてやるか、その瞬間を待ち続けているのだ。

人間の怨みに時効はない。
心当たりのある人間は覚悟しておくほうがいい。
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