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63年前、東京都立墨田産院の赤ちゃん取違え・江蔵智さん(63)の調査願いを都が拒否の巻 [社会派]

1958年4月10日ごろに墨田区にあった東京都立墨田産院で
他の新生児と取り違えられた男性が、取り違えの事実と
東京都の法的責任が裁判上認められたにもかかわらず、
都が取り違えに関する事実調査を一切拒否しているとして、
11月5日、都に対して、調査の実施や慰謝料等に基づく
1650万円の損害賠償などを求めて東京地裁に提訴した。

原告の江蔵智さん(63)は戸籍上の母親が1997年に
体調を崩して入院した際の検査で、それまで不明だった
血液型がB型と判明。

江蔵智さん(63)はA型、戸籍上の父親はO型だったため、
親子関係の存在に疑義が生じた。その後しばらくして
DNA鑑定を実施したところ、戸籍上の両親ともに
親子関係が存在しないとの結果が出された。

都に取り違えの可能性を伝えた上で対応を求めたものの
拒否されたため、都に対して、損害賠償を求めて2004年
10月に提訴。取り違えの事実や都の法的責任が認められ、
計1500万円の支払いを都に命じた判決が確定した。

原告自身はその後も生みの親を探す調査をしたが
個人では限界があったため、都に調査するよう
再三求めた。しかし、都は判決確定後も調査を含む
協力の一切を拒否したため、調査の実施を求め
再び都を相手に裁判を起こした。

原告側は、今回の裁判で、
(1)生みの親やその相続人を特定し、取り違えの事実を
 伝えた上で、原告と連絡先を交換する意向の有無を
 調査する法的義務を都が負っていることの確認、
(2)生みの親側と原告とが連絡先を
 交換する意向の有無の調査、
(3)1650万円の損害賠償、を求めている。


原告代理人の弁護士によれば、都は調査に応じない理由として
「調査する根拠となる法令がない」と回答したという。

江蔵さんが自身で調査するために情報公開請求したが
ほとんどの情報が黒塗りだった戸籍受附票を見せて、
都の対応を批判した。
江蔵智さん2.jpg

東京都は「訴状が届いていないのでコメントできません」
とした。

           引用元 弁護士ドットコム(画像とも)
江蔵智さん3.jpg

昭和時代にはよく聞かれた赤ちゃんの取り違え。

きっと今でもあるんやろな。
滅多なことを書くもんじゃないが
看護師のストレス発散とか。

今はもっと巧妙に同じ血液型の子供を交換…!とか。

しかし誰でも自分の本当の親に一目でも会ってみたい。
自分の産んだ子に会ってみたいと思うのが人情だろうに。

調査する義務の法律がないからしません。

法律で割り切れる問題ではない。
東京都の担当は人の心がわからないのだろうか。

ただ、「取り違えられた」というからには
もう一組の親子が存在する訳で、その親子も事実を知り、
相手を探しているならまだしも、もしもなにも知らずに
63年間を過ごしているとすれば…

知らされる事により、その家庭が崩壊してしまうかも
知れない。そんな危険性だってある。

63年もの時が流れている。当時者たちには時間がない。
探している産みの親が今日も生きているとは限らない。

法律がなければ動いてはくれないのか、東京都は…



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FMヤマト(大和高田市)激震!秋丸素子さんの声が消えた日…の巻 [市内の出来事]

無茶しよるなぁ!


FMヤマト(大和高田市)から、秋丸素子さんの出番が
激減してしまった。

今までの登場頻度が異常と言えば異常だったのだが、
それはハナからわかりきっていた事。
それでなくても10月から様々な事情で次々と番組が
終わっているのに…

減らすにしても、もうちょっと「やり方」があるだろうに。


FMヤマト立ちあげの功労者として、秋丸素子さん、
和田りつ子さんのお2人の存在は外せないだろう。

対外的な宣伝効果としても
「大和高田市立図書館の女館長が!」、
「関西マスコミ界で90年代から名を馳せた
あの女が!」という、2大看板は絶大であった。

別の言い方をすればそれ以外に売りがない。

その功労者に対して局はもっと敬意を持って、
接するべきである。待遇を含めて。大きなお世話だが。
秋丸素子.jpg

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資金難!?ほんじょうFMがクラウドファンディング開始!の巻 [社会派]

埼玉県に存在するコミュニティFMラジオ局、
「ほんじょうFM」が今日からクラウドファンディングを開始。

クラウドファンディングとは出資者を募り、
目的を達成しよう!という集金方法。

私には企画があるでも、金がない!
あなたのお金で私に道楽をさせてちょうだい!というもの。

もちろん出資者に対しては「リターン」と呼ばれる、
見返りがないと資金は集まらない。
これが充実していればしているほど、
その計画は成功へ導かれやすい…というものだ。


世の中、無謀な提案が多い。
人のフンドシで相撲を取ろうという立案が多すぎる。
それらの多くは恥をかいて、不成立で消えて行く。

ほんじょうFMのお礼品もなかなかにスゴイな…
1,000円で9X9センチのステッカー1枚か…
もうホントに、ほんじょうFMを心から応援したいという
人しか興味のないクラファンだな…
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ちゅうか、わが大和高田市のFMヤマトも他人事ではない。
実際のところ、コミュニティFM局の経営状態というのは、
どこも青息吐息であるという。

4月に開局したばかりで、もう資金難かよ?と、
笑ってもいられない。

このほんじょうFMもFMヤマトと同じ、
「きらら方式」による経営体制なのだ。

加盟店を募り、冊子を発行。一般からクラブ会員を集め、
FMプラプラで配信し「全国で聴ける」を売りにしている。


DJを営業に使う…というのもまったく一緒である。

しかしこれが最大の難点であるのかも知れない。
どこが…誰が…というのではないが、
正直、DJはDJ、営業は営業で分ける方がよいと思われる。

せっかく開拓できた営業先のフォローがされないため、
どんどん離れていくのである。

しかし、DJたちも日々の業務に加え、DJ仕事だけでは
食っていけない。普通に本業を持っている者がほとんど。

海のものとも山のものとも思えないラジオDJの仕事より、
本業を優先するのは「当然」であり、責める事などできない。

むしろ、DJ業に命を賭けるほうがよっぽど危険である。

FMヤマトはバックが強いので今すぐにどうこうと
いう事はないだろうが、世間にはこうして見切り発車して
しまったがために開局半年でアップアップしている事例も
あるという事を知ってもらいたい。
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