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資金難!?ほんじょうFMがクラウドファンディング開始!の巻 [社会派]

埼玉県に存在するコミュニティFMラジオ局、
「ほんじょうFM」が今日からクラウドファンディングを開始。

クラウドファンディングとは出資者を募り、
目的を達成しよう!という集金方法。

私には企画があるでも、金がない!
あなたのお金で私に道楽をさせてちょうだい!というもの。

もちろん出資者に対しては「リターン」と呼ばれる、
見返りがないと資金は集まらない。
これが充実していればしているほど、
その計画は成功へ導かれやすい…というものだ。


世の中、無謀な提案が多い。
人のフンドシで相撲を取ろうという立案が多すぎる。
それらの多くは恥をかいて、不成立で消えて行く。

ほんじょうFMのお礼品もなかなかにスゴイな…
1,000円で9X9センチのステッカー1枚か…
もうホントに、ほんじょうFMを心から応援したいという
人しか興味のないクラファンだな…
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ちゅうか、わが大和高田市のFMヤマトも他人事ではない。
実際のところ、コミュニティFM局の経営状態というのは、
どこも青息吐息であるという。

4月に開局したばかりで、もう資金難かよ?と、
笑ってもいられない。

このほんじょうFMもFMヤマトと同じ、
「きらら方式」による経営体制なのだ。

加盟店を募り、冊子を発行。一般からクラブ会員を集め、
FMプラプラで配信し「全国で聴ける」を売りにしている。


DJを営業に使う…というのもまったく一緒である。

しかしこれが最大の難点であるのかも知れない。
どこが…誰が…というのではないが、
正直、DJはDJ、営業は営業で分ける方がよいと思われる。

せっかく開拓できた営業先のフォローがされないため、
どんどん離れていくのである。

しかし、DJたちも日々の業務に加え、DJ仕事だけでは
食っていけない。普通に本業を持っている者がほとんど。

海のものとも山のものとも思えないラジオDJの仕事より、
本業を優先するのは「当然」であり、責める事などできない。

むしろ、DJ業に命を賭けるほうがよっぽど危険である。

FMヤマトはバックが強いので今すぐにどうこうと
いう事はないだろうが、世間にはこうして見切り発車して
しまったがために開局半年でアップアップしている事例も
あるという事を知ってもらいたい。
池羽ひとみ.jpg


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