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「ファンタスティック・ビーストと黒い魔法使いの誕生」2018 [市長からの有難いお言葉]

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〔2018年/アメリカ/エゲレス〕




悪に手を染め、魔法界の掟を破り、幽閉されていた
グラート・グリンデルバルドが脱獄した。

一方その頃、ニュート・スキャマンダーは人間界への
旅行禁止命令解除の条件として、英国魔法省への
入省を求められるが、兄であるテセウスの説得にも
難色を示している。

ニュートはロンドンの郊外で、魔法学校の恩師である
アルバス・ダンブルドアと再会。
姿を消したクリーデンスやグリンデルバルドの追跡を
半ば強制的に依頼されてしまう。

そんな時、米国からクイニーがジェイコブとともに現れた。
だが、ティナの姿はそこにない。
ティナは新聞でニュートが婚約したという記事を読み、
そのショックから別の男性とつきあいはじめたという。

だが、それはまったくの誤報で、婚約したのは兄の
テセウスだったのだ。

ティナの元に行ったクイニーを追って、ジェイコブとともに
パリへ密出国するニュート・・・。果たしてティナの誤解は解けるのか。




劇場で観た。それもリッチに4DX3D吹替版で観た。

というか、普段なら価格的に絶対に選ぶ事のない4DX3Dである。
しかし、この時ばかり上映スケジュールとその後の予定が合わず、
「これしかない」状況だったのだ。

もちろん4DX3Dなどはじめてである。

感想としては・・・これは子供が喜びまっせ!。
物語の進行とともに、観客に襲い来るアクション!アクション!。
スクリーンに稲妻が走れば、せっかくの暗闇に包まれた自由空間の
劇場内を閃光が走り、雨のシーンでは頭上から水滴(本物)が
落ちて来る・・・。

3D用メガネのゴーグルに水滴が降り注ぎ、
現実に降り出した雨の中に立ちつくす感覚にさせてくれる。

座席は足元から常に揺れ、かなりの震度を感じる。
頭部座席からは風が送られ、オッさんの熱い吐息が・・・。
後ろから「うるせぇよ!」と蹴られてるようなショックまで。
(実際に蹴られていたのかも知れないが・・・)。

常に画面とシンクロし、映画の技術もここまで来たかと驚かされた。

これはもう「映画を観る」というより「アトラクション」の一種である。

料金が高い高いと不平が先に口を突いて出たけれど、
これは納得のプライスだと自分に自分で魔法をかけて説得してみた。

魔法はまだ効いているようだ。
得をしたとは思わないが、損をしたとまでは思っていない。
人生のうち、2回ぐらいは体感しておいたほうがいいぞ。

でも、劇中で目薬をさすシーンにまで、頭上から水滴はやりすぎ・・・。





評価 ★★★☆☆
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